教育
日本の刑務所の実情と
「奈良少年刑務所」の取り組み
犯罪を犯した非行少年のうち、検察および裁判所が刑事施設への送致が適当と定めた青少年は少年刑務所に送られることとなります。こうした青少年たちが犯罪に手を染める背景の一つには、生活や職業に対する不安定さが挙げられます。旧奈良監獄は1946年より「奈良少年刑務所」として、服役はもとより「矯正」という重要な役割を担ってきました。奈良少年刑務所の閉庁後も、全国の刑務所では、出所後の社会復帰や再犯防止へ向けたさまざまな取り組みがなされています。