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[建物]ギャラリー
表門
アーチ型の入り口と、両脇に円塔を備えるロマネスク様式の表門。
表門
表門の裏側は4本のバットレスで補強され、中央の上部にはれんがと花崗岩で丸く縁取られた照明灯が見られます。
倉庫
庁舎に向かって右手の倉庫には、若草理容室の受付がありました。倉庫の奥に見える白い建物が若草理容室です。
倉庫
食糧保管に使われていた倉庫です。アーチ状の出入口は2種類の色が違うれんがと花崗岩で装飾されています。
庁舎
赤れんが造2階建に桟瓦葺の屋根をかける庁舎。銅板造りの屋根を持つ尖塔が特徴的です。
庁舎
庁舎内は天井が高く、れんが造によるアーチ型の開口部が特徴的です。
渡り廊下、および倉庫。
庁舎から拘置監エリアへと続く渡り廊下。倉庫の外壁に大きな開口部を配し、その内側にさらに壁を配置する形で作られています。
渡り廊下、および倉庫。
たくさんの光が差し込む渡り廊下。れんが造において幅広の開口部を作ることは非常に難しく、建築家のこだわりが感じられます。
講堂
受刑者向けの映画鑑賞等に使用されていました。
クラブ活動室
旧奈良監獄では、ブラスバンド、サッカーなど様々なクラブ活動を行い、受刑者の自主性、社会性を育む取り組みを進めてきました。
収容棟
収容棟の外観。外にいる看守が異常を見つけた際、すぐに報告できるよう外壁にも部屋番号が記されています。
収容棟
収容棟と収容棟の間は地下のドライエリアでも繋がっています。地下には明治期に使われていた風呂や独房が残っています。
中央監視所
見張台を中心に、放射状に広がる5つの収容棟。2階の見張所からは、落下防止柵を通して1階の様子をうかがうこともできました。
収容棟
天窓から差し込む光と、整然と並ぶ扉。
収容棟
受刑者が生活していた当時の居室の様子。
第1・2実習場。
れんが造ではありませんが、竣工と同時期に工場として建てられた明治期の木造建築物です。
第1・2実習場。
壁には「安全第一」の文字が。天井には「対束」、「梁挟み」など、受刑者が建築を学ぶためのプレートが貼られています。
第4・5実習場
建物の前には「自力更生」の石像が置かれています。受刑者はこの石像を前に、毎朝、朝礼(ラジオ体操)を行なっていました。
拘置監
未決囚が収容されていた拘置監。プライバシー保護や未決囚同士の交流を妨げる目的で、通路には目隠しが貼られています。
拘置監
ロンバルド帯の上に張られる鉄条網。
拘置監
拘置監の見張台。3方向に広がる収容棟をここから監視していました。
拘置監
拘置監の収容棟。居室の数は少ないですが、刑務所の収容棟と同じ造りになっています。
拘置監
拘置監の居室の扉。視察窓と食器口があります。
医務所
医務所、及び病監前の庭は、病人への配慮か、緑が広がります。
医務所
医務所内には、診察室の他に、歯科治療室、レントゲン室、調剤室などが設けられていました。
ギス監
奈良奉行所の牢舎を移築した「ギス監」。
隔離棟
収容棟から少し離れた場所に位置する隔離棟。集団生活が難しい受刑者が収監されたといわれており、近年では使われていませんでした。
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